木曽の手仕事市 その1

深夜0時30分に出発、美濃加茂を経由して国道41号線を北に走り東白川村を通り裏木曽街道を南に下り坂下まで行きそこから国道19号線(中仙道)を北に1時間走り3時30分頃木曾福島駅に到着しました。

少し仮眠をして、朝が明るくなる5時ごろ会場を一回り会場の下見をし受付の役場に戻りました。ここでアクシデントその1、車のキーがなくなりました。寒くて長ズボンに着替えた時にになくしたと思います。隣の作家夫婦も参加し探してくださいましたが、なかなか見つからず、ようやくシートベルトの付け根の穴奥深くに中にすっぽり隠れていました。朝から皆さんご迷惑かけました。

無事6時30分受付をし大通寺前の出店場所に移動する途中、要所の角に目立つオレンジのベストと編笠をかぶりスタッフさんの誘導が行われていました。さらに道路や会場の落ち葉の掃除が始まり地域の皆さんの気持ちが伝わってくる最初の出来事でした。

行き交うスタッフ、地域の皆さんすべての人が“お早うございます”と優しい言葉が返され、沈んだ雨の日がすこし気持ちが明るくなりました。

まずは大通寺に挨拶に行きましたが、どこの寺にでもある浄財箱が見当たりませんでした。

 

 

写真●左 寺門前小路(軽自動車が通れるかな?という感じの道幅、水路の水が勢いよく流れていました)   

  ●中 大通寺 (真新しいお寺で、手仕事市のこの時期は寺の中のトイレが利用できました) 

  ●右 山門に掛けられている扁額(大通禅寺と彫られています)


雨の中の出店準備になりました、カッパを着て一人のテント張り、側面の雨除けとてぎわが悪く、もがきながらの作業になりました。この場所は舗装がしてある駐車場の為ペグが使用することが出来ません、重しになる水をお寺さん水道を借りポリ容器に入れ四隅に置くいて小休止。

この日の為に作った什器の取り扱いに戸惑い、もう少し簡単にしなければと‥‥反省!

写真いちばん右側のブースは知り合いの髪の長~い岐阜の作家さん、その隣は先日搬入の神奈川県の作家さんそして千葉の製本工房の作家さんは愛犬を連れての参加です。この方松本クラフトに出店経験ありと伺いました。

そして我がブース、続いて地元長野から見えた家具作家さん40キロ(長さ2800×幅450×厚さ100)の板2枚並べたテーブルの迫力は存在感がありドッシリと腰を据え落ち着いた雰囲気がありました。脚は鉄で仕上がり、床と接地する部分は木の下駄を履かせ傷がつかない様に心がけて見え、木の作家が鉄の加工まで全て納得のゆく仕事したいと頑固さを貫いて見えました。

そして、写真左側は大阪から見えたバック作家さん、テントの上にシートをかぶせ雨に万全の対策、さらに重しも20キロ近い物を四個。これを見て万全ですねと声を掛けると、過去海辺で突風の為ズズズと動き恐ろしい体験をした話をされました。

右側の空きスペースは、まだ来て見えませんがペットホテルのペットが気になる唐揚げ屋さんのスペースです。そして奥白いフェンスの向こう側に時々電車が通る中央本線があります。そんな上の段エリア(大通寺前会場)の開店前風景です。